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日本病理学会東北支部 第60回総会議事録

日時:平成17年2月11日(金) 12:15~12:35   場所:艮陵会館記念ホール
Ⅰ. 報告事項
  1. 会員数および新規専門医数について
 黒瀬幹事より現在把握している会員数について396名であり,今年新規の病理専門医に櫻田潤子先生,口腔病理専門医に君賢司先生である旨報告があった.
  2. 第60回学術集会の概要について
 支部長より学術集会の新たな試みの概要について以下の通り説明があった.
  1) 抄録集を冊子として作成したこと
  2) 抄録集に広告出稿があったこと
  3) 商業展示を行ったこと
  4) 特別講演は民間会社との共催であること
  (1) 抄録集作成および広告・企業共催について
森谷幹事より,①今回の学術集会から支部会全員に,製本した形の抄録集を送付したこと,②東北医薬品協議会(東北6県の製薬会社の団体)より援助のあったこと,③抄録集への広告出稿があり,作成費・発送費に使用したこと,以上3点について説明があった.
  (2) 商業展示について
支部長より広告出稿企業に機器展示スペースを提供したことが述べられた.
  (3) 特別講演の共催について
支部長より,今回の森谷先生の特別講演が企業共催であることが述べられた.
  3. 症例の電子化事業について
 千場幹事より,学術集会の演題のデーターベース化,ホームページへの掲載について,今回から学術集会の抄録をそのまま掲載し学会終了後に演者に演者診断と,1枚300KB以内,4枚までの画像を提出してもらうこと,事務局で座長の先生の総括をまとめ,抄録+演者診断+画像+座長総括の4つでホームページに掲載すること,演者診断や画像が提出されない場合,記録の意味で抄録と座長総括だけは掲載することが報告された.
  4. 今後の支部学術集会について
  (1) 第61回学術集会について
 下山会長より夏の学術集会について,以下の案内があった.
日 時  :平成17年7月23日(土),24日(日)
場 所  :市立函館病院 講堂
特別講演:① 弘前大学 分子病態部門 若林 孝一 先生

 

② 札幌医大 分子機能解析学部門 小海 康夫 先生

案内は5月頃に発送

  (2) 第62回学術集会について
 支部長より第62回の学術集会について以下の通り決定した旨報告があった..
日 時: 平成18年2月11日(土),12日(日).
場 所: 仙台市 艮陵会館.
  (3) 特別講演およびスライドセミナーについてて
 支部長より以下のことが述べられた.特別講演は来年以降の予定が決まっていないため,希望があれば事務局等に寄せてほしい.スライドセミナーは61回学術集会は東北労災病院・木村先生であり,62回は東北大学・一迫先生である.その後は未定であるので希望があれば事務局等に意見を述べてもらいたい.
  (4) 学術集会の東北医師会連合総会・学術集会への参加についてて
 増田幹事より,例年秋開催の東北医師会連合集会へ参加すると賛助金として30~40万円交付され,夏の学術集会を秋に開催することによって補助が得られるためこの件を検討したい旨報告があった.
  5. 夏の学校について
 内藤幹事より第3回夏の学校について,以下の通り報告があった.
日 時  :平成17年8月19日(金),20日(土)
場 所  :新潟市 ホテル湖畔
形 式  :ワークショップ形式
テーマ  :医療の質と病理
特別講演:慶應義塾大学病院 病理診断部部長

 

向井 万起男先生

内 容: 病理診断,剖検診断,CPC

2月12日8:30より打ち合わせを行う

  6. 病理学会および学会本部からの連絡事項
 支部長より学会本部からの連絡事項について以下の報告があった.
  1) 病理解剖に関する遺族の承諾書の変更点
表現の変更 (死亡者→亡くなられた方)
  2) 病理診断に関わる研修について
今回から2年の臨床研修を経ないと専門医は取得できない.
  3) ブロック等の保存期間,専門医の剖検対数に関して役員会で質問があったが,これらについては本部に確認する.
  4) 異常死の問題について
事件ではないが死亡の仕方が変だというものに対して,厚労省の発案で委員会ができ,法医・病理・臨床で検討していく.東北新潟支部の中では,新潟県が担当する.
  7. 診断病理について
 江村幹事より診断病理について,以下の報告があった.
  1) 診断病理に対する投稿件数が少ないので,投稿数を増やしてほしい.
  必ずしも,学術集会で発表していない症例でも投稿できる
  ドクターだけでなく,技師も投稿できる
  2) 著作権について
編集委員会としては,単一の症例を臨床の先生が発表したものでも,スタンスを病理に移し臨床で発表したものとは違う写真を使えばいいという考えである.
  3) 編集委員会の委員長は任期制で,現在の委員長が3月で任期満了につき,新委員長が公募されている.
Ⅱ. 審議事項
  1. 第62回以降の学術集会発表形式について
 黒瀬幹事より,学術集会での発表を現在は35ミリスライドとパソコンの両方を受け付けているが,パソコンに統一してはという方針が出された.これに関して反対意見はなかった.さらに,希望があれば35ミリスライドも事前提出によりパソコン投影できるようスキャンする等の対処はしたい旨が述べられた.また2005年夏の学術集会を主催する下山先生は,全ての発表形式を受け付ける準備をしていると報告があった.
  2. 特別企画について
 支部長より,学会本部より夏の学校の他に行事があれば補助をするとの報告があり,技師学会と共同で染色技術の問題や新しい抗体についてなど.何か行事を設けたいとの考えが出された.これについては,技師学会にも打診しており,今後内容をつめて提案したい旨,またその他に何か希望があれば事務局や支部長に要望してもらいたい旨が述べられた.
  3. その他
  (1) 本山監事より第22回婦人科病理の研究会についてアナウンスがあった.
日 時:平成17年6月4日(土)
主 題:子宮内膜症および子宮内膜関連腫瘍
  (2) 笹野幹事より3月19日(土) 仙台で行われる乳腺病理のAllred 教授の講演会のアナウンスがあった.