HOME > 当学会について > 総会議案書 > 日本病理学会東北支部 第52回総会議事録

日本病理学会東北支部 第52回総会議事録

日時:2001年2月17日(土)   場所:国立仙台病院大会議室
 
議長選出:手塚文明・学術集会会長(支部長)を議長に選出した。
議事
1.会勢について[森谷卓也・庶務幹事]
  (1) 会員数:351名
  (2) 新しく認定病理医になられた方々(平成12年度、敬称略)
  [秋田] 佐々木俊樹(中通病院)、 星 尚人(由利組合病院)、
  [岩手] 及川浩樹(岩手医科大学第2病理)
  [山形] 加藤哲子(山形大学第2病理)、 仙波秀峰(山形大学第1病理)
  [宮城] 遠藤希之(東北大学病院病理部)、千場良司(坂総合病院)
  [新潟] 西倉 健(新潟大学第1病理)
  (3) 退会 大島寛一先生(盛岡市、本部へも退会届)
  (4) 会員名簿を作成し、会員に配布した。
2.学術集会の予定について[山川光徳・学術委員長]
  (1) 第52回 → 会長 手塚文明、2001年2月17・18日,於国立仙台病院
テーマ 「乳腺疾患への臨床病理学的アプローチ」
教育講演:大内憲明・土屋眞一、ワークショップ:5題
ランチョンセミナー:長村義之(乳癌と Trastuzumab)
ナイトセッション 討論「病理医、私のチャレンジ」、話題提供:4題
スライドセミナー 阿部正文「悪性リンパ腫の分類と診断」
一般演題 22題
* 日本臨床細胞学会宮城県支部との部分共催
  (2) 第53回 → 会長(福島)鈴木利光、2001年7月14・15日
スライドセミナー 鎌田義正「前立腺疾患」
  (3) 第54回 → 会長(支部長)手塚文明、2002年2月16・17日
スライドセミナー 渡辺英伸「食道疾患」
  (4) 第54回 → 会長(山形)笹生俊一
3.学術委員会の活動について[山川光徳・学術委員長]
学術委員会として、
  (1) 支部活動記録のファイリング化(ホームページ開設を含めて)および
  (2) 医学生対象の病理学夏期セミナーの開催を検討している。
4.病理業務委員会の活動について[澤井高志・病理業務委員長]
最近の情勢に関連して
  (1) 医師初期研修義務化における研修要件の検討過程で病理が必ずしも重要視されていない
  (2) 病理診断の保険点数では従来の一律同点をやめて検索内容による傾斜配点を希望している。
5.「診断病理」について[本山悌一・編集幹事]
  (1) 東北支部からの投稿が不足しているので積極的な投稿を呼びかけたい。
  (2) 「診断病理」への掲載は一論文と見なされるので、他誌との重複回避に要注意。
6.「ひとり病理医」を孤立させないために[岩間憲行・広報幹事]
ひとり病理医を孤立させない工夫と努力をしていきたい。また、病理専任でない人の認定更新に際して病理医が推薦状を添えていることがあり、慎重な態度を望む。
7.その他
名倉宏先生から「病理学研究の倫理問題に関して、倫理委員会を設けることのできない施設の人たちのために、病理学会としての対応策が必要である」との意見が出された。